【実写映画弱虫ペダル感想②】もう一度青春をくれてありがとう!
永瀬廉さん主演、実写映画弱虫ペダルを見て来たよって話より。
興奮しすぎて感想が長引きました。あと、記憶頼りに呟いているので細かい言い回しとか間違えていたらすみません!
ここからはみ出た前半戦の感想は「コチラ」
今回は映画の内容にめちゃくちゃ触れながら感想をぶちまけています。
興奮につぐ興奮でぶちまけてる!って感じです。
基本、見終わった直後にtwitterや友達へのラインに送った感想のまとめ。
なんかもう、好きすぎてこの気持ちをここに保存しておきたかった。
いいぞ。
実写映画弱虫ペダルは……いいぞ!!!
■永瀬廉さんの小野田坂道君あまりにかわいくないですか
まず、冒頭の永瀬廉君が鬼のようにかわいい。
かわいすぎる鼻歌にママチャリでのルンルン走行。かっわ!って声に出しそうなのを劇場で抑える羽目になりました。
とんでもない坂をママチャリで走ってるんですけど、「すごいなあ」って最初思わないんですよね。それくらい自然に、本当になんでもないことのように坂道君が走ってる。
その坂道君を目撃して、解説してくれる今泉君ありがとう。今泉君のおかげで「え、そういやこの子なんでこんなママチャリ装備で立ちこぎもせずにルンルン走ってるの!?」って気が付けたよ……。
そして、登場の時点で今泉健太郎くんのかっこいいこと、かっこいいこと。いや、かっこいいなおい。そりゃモテるなあ!?オイ!!
その今泉君に「ママチャリ!?」言われてびっくりしておびえて逃げる坂道君がまたかわいい……「ごめんなさぁい( ; ;)」と言いながら走り去ってしまうのあまりにかわいいでしょうが―――!!!とんだ小動物。
青春の始まりを告げる、とても素敵なシーンだったと思います。
なにより、個人的にここのタイトルコールの出し方が大好きです。そしてぴったりの音楽。
今回、音楽のお仕事が本当に素晴らしかった。涙腺揺さぶってくる犯人の中に絶対この素晴らしい音楽がいる。
さあ、始まるぞ。
映画弱虫ペダルの世界が、ここからはじまるぞ……!!
■新しい出会いに胸を高鳴らせる坂道君が欲しかった「仲間」
その後、一年生の教室にて。坂道君のアニ研に入ることで仲間と思う存分語り合うんだ!と希望に満ちているところや、自分には友達がいなくて…、と先生に訴えるシーンが描かれます。
小野田坂道という主人公の男の子が、新しい生活を期に仲間と出会いたいという気持ちがひしひしと伝わる「起」の部分に、ほうほう、ふんふんと思って見入りつつとりあえず永瀬坂道君かわいすぎないかとじたばたしていました(心の中で)。
おどおどおろおろしてる演技こんな似合うことある!? こんなおぼこいピュアな一面あったのか……。廉くんのお芝居、とっても仕草が丁寧なんだなって思いました。
そんなこんなでふんふん、かわいい。坂道君かわいいと見守っていた所。
場面は変わり、坂道君の自転車の才能に感づいた伊藤健太郎君演じる今泉君からのレースのお誘いが入ります。ここで山場のひとつ、初めて坂道君の自転車レース(今泉君とのタイマン勝負)が始まるわけなんですが、ここに至るまでの本音を言いますね。
今泉――――――!!!!!好きだーーーーーーー!!!!!
とにかくもう、今泉君最高……ってハンカチ握りしめてた。クールなライバルキャラのような顔をして登場しておきながら、こ、こいつ心底優しい……顔が良くて自転車が大好きなただの良い奴!!!と悶えました。
レースを引き受ける代わりに、坂道君が勝ったらアニ研に入ると約束した今泉君。坂道君に「好きなアニメ?」って聞かれて戸惑いながら「ど、ドラえもん」って答えるの本当に好き。優しい。そのドラえもんに食いつく坂道君もかわいい。微笑む寒咲さんも最高。
小野田君のキャラクターの一つに「オタク」という確固たる要素があるのですが、この世界の人のほとんどが小野田君のその趣味自体を馬鹿にしたりしないんですよね。分かんない世界にびっくりしたり、小野田君の熱量に引いたり(笑)はあっても。
やさしい世界すぎてむせび泣く(すぐ泣く)。こういう世界が見たかった。
■最初の山場 坂道VS今泉
一度目のレースですね。
このレースがもう、すでに熱い。
自転車競技経験者でありロードバイクを所持している今泉君は坂道君に対して15分のハンデを与えてからの出発となるのですが、先行で出発した坂道君が一人で走りながら「もしかして自分は今早いのか?」と気づき始めるところ。自分が早いのか、と気づき始めるのと同時に、「自転車で走ることが楽しいかも」と気が付き始めているように私には見えました。
まるで花が咲くように、ほろほろと何か柔らかく空気がほどけるように。坂道君は、ペダルを踏むことそのものを楽しみ始めているように見えました。
そもそも、きっと坂道君は最初から自転車に乗ることは好きだったんだろうな。
だってそうだね、坂道君にとって自転車は自分が大好きな場所に行くために乗っていくものだもんね。ずっとそうだったんだもんね、とふと思って心があったかくなりました。
気持ちよさそうな何とも言えないふんわりしたやわらかな永瀬君のお芝居が好きです。
【つぶやき】
★1度めのレースの時、今泉君が出発する前に一人でママチャリで爆走する坂道君が自分の早さに気づいたりスクーターと並走してることによろこびをかんじたりしているような、あの花がゆっくり咲いていくような空気大好き。じわりじわりと、走る喜びに気付きかけてるのがわかる。すごくピュア……
で、ですよ。
それで、ですよ。
ここからマジで私の大好きなシーンが来ます。
坂道君にハンデを与えていた今泉君が走り出します。
ここからのシーンが頭おかしいくらいかっこいい。
スタート時点での音楽と、ペダルに足を置く瞬間の音と動きのマッチ具合にしびれる。ここの演出めっちゃ好きぃ……ッ
大体興奮しまくりなので、ほとんどを視聴直後のつぶやき感想で保存しておきます……
【つぶやき】
★やっぱり最初のレースの時の今泉くんの遅れて出発する時の強キャラ感最高に好き。
★見終わった後、友達と共通認識で、モテ意識の無い今泉サイコー!で乾杯したからめっちゃ楽しかった。
1回目のレースの時「なんなんですか!この人たち」って小野田くんに言われた瞬間ガチで(なんなんだろう、こいつら…)って女子の集団に怯え気味の今泉くん最高に好き
★お前、小野田くん来て何ならちょっと安心してただろう。小野田くんよりある意味コミュ障的な今泉に愛しかない……
★伊藤健太郎くんのちょうどいい濃さが最高っていうのもわかるんだよ。かっこいいのはもちろん、何より本当に「ちょうどいい」の、そこに合わせて役作りしてきたんだろうなって思うと余計にすっげえなあって思う、今泉
★友達と酒を酌み交わしながら一年生をクレイジートリオって呼んでたのも楽しかった。そしてその中では鳴子くんがまだクレイジーじゃない方だから今後が楽しみっていうのも共通認識で面白かった。最高にクレイジーだよ!!最高だよ!!
★1回目のレースシーンで今泉出発の時、音楽が盛り上がる直前の音に合わせてペダルに足を固定する音と瞬間合わせてそのまま出発するの、痺れるよね…!!
この一回目のレース、何度見てもなんですけど
「心配するな眼鏡、すぐに追いつく」
のところで大体心臓持ってかれる。
それでそれでっ、ここの!!!伊藤健太郎君の顔……!!!
からの!!追いついた時の!!
「思ったより登ってるじゃねえか(ニヤリ)」
これに撃ち抜かれない人類居るーーーー!?
私は無理でした。完全にギャラリーの中の一人になってました。「今泉君、なにしてるの!?練習!?見てていい!?」ってきゃあきゃあ鼻息荒く言っちゃう。めっちゃ好き。
(しかしこの今泉、3度目のインハイ予選の時はスタートの時から事細かに公式試合初出場の小野田君を気遣い、細やかに慌てるな、って声かけする優男っぷりを見せるのであった。優しい。今泉君優しい)
今泉健太郎くんはもはや貫禄すら見せつけるように坂道君を追い抜きます。
やはりママチャリとロード、ここまでか……、と思いきや。
寒咲さんにサドルの高さを調整してもらい、なんと坂道君巻き返す。
いや、坂道君スゴ!!!
それとともに、ここで坂道君を待つ今泉君(というか健太郎君)のスタンディングすご!!!
(後程、自転車指導してくださった先生の記事でここの今泉君のスタンディングがいかに難しいかを話されていました。健太郎君のセンスと努力に脱帽です。初心者でありつつチートである坂道君を演じなくちゃならなかった廉君もすごいけど、経験者でエースな今泉君を「そう」見せる説得力が求められた健太郎君もすごい。少なくとも、ドシロート目だった私にはきちんと二人のキャラクターが「そう」であることは至るところで見分けることができました。鳴子君も!みんなすごい、すごい、本当にすごい!)
ここからの二人の真剣勝負は、本気で息を飲みました。
特に、レースの結果を知らない初日は本気でどっちが勝つんだろうとドキドキしていました(これはのちに出てくる二本のレースにも言えました。つまり、緊張とドキドキといろんなアドレナリン死ぬほどだばだばでました。レースシーンの撮り方すさまじい。ギアチェンジの音めっちゃ興奮する)。
今泉君を本気にさせた、坂道君の「仲間が欲しい」という気持ち。
「僕は友達がいないから」と、自転車を走らせながら言う坂道君の姿は、ここで心に縫い付けておく必要があるんだなと思いました。
二人の全力疾走、そしてゴール。
この時点でハンカチ握りしめた手が痛かったです。
ゴールを迎えて、倒れこむ坂道君に手を差し伸べる今泉君。
「待っててやるよ、自転車部で」
そして今泉くんの言葉を受け止めて、理解して、まさに花が咲くように笑う坂道君
うわっ、純だな!?
さいっっこうだな!!!!
この時点では、まだ自分に自信がなく自転車部への入部は考えていない坂道君の、それでもはにかむような喜びがにじみ出るような「うれしいです!」がたまらなく好きだと思いました。少年たちにしかない青春じゃんね。
儚くて熱いその一瞬が、この映画には確かに切り取られて保存されてる。
■鳴子君との出会い
今泉君とのレースを終えた坂道君は今日も元気に秋葉に通います。
この時の坂道君のお洋服めっちゃかわいい(笑)ひめひめのお歌もかわいい。いや、英が始まってからもう、何回可愛いって言ったかわからん!w
そして、一年生トリオの最後の一人、鳴子君に出会うんですけど鳴子君めっちゃいい子やーーん!!!自転車がとにかく大好きじゃーーーーーんって頭抱えました。
弱虫ペダルの登場人物のみんな、本当にただただ純粋に自転車が大好きで、作品そのものが「大好き」という感情がベースでできてるの最高……
鳴子くんと、坂道君の夕日と水平線と自転車と二人のシーン好きすぎるんですよね。鳴子君の「入ればええやん。自転車部」がすごく好き。
あれやこれや理由なんていらないんだよね。きっと自転車が大好きな鳴子君にはもう、この時点で坂道君が「走ること」を好きなのはわかってるんだよね。
好きに青春をかけるのは、情熱さえ持ってればそれでいいんだよなー。権利とか資格とか素養とか、この時点ではなんにもいらないんだよね、やりたい子ができることを一生懸命やれることが本当は理想的で、その始まりに小野田君が足をかけた瞬間のシーンの気がしてあまりに美しいなって。
繰り返すことになるんdネスが、私は本当にこの坂道君と鳴子君の夕日のシーンがすごくすごく大好きで。
道路と海と夕日と雲で空の色が変わる境目と基本真っ直ぐな横線で出来上がってる背景に二人がはしゃぎながら自転車で動いていくのがとても美しい。最後の鳴子君の楽しそうな雄叫びが青春を凝縮してる気がして大好き。
坂道君が、鳴子君に自転車部どうする?って言われてから「必要なのは回す足だけ!」って言われてからの坂道君の空気の変わりようがあっぱれ過ぎて大好き。
花が咲くように笑う坂道君の可愛いことったら……。
ずっと自分に自信がなくて、友達がいなくて。仲間が欲しいのにどうすれば良いのかわからなかった坂道君に「一緒に走れば楽しい」ことを今泉君が教えて、鳴子君が「回す足だけあればお前も仲間!」って背中を押して自転車部の門を叩いたのかなあと。そう思うと、この後のシーンで余計にママチャリではダメ。ってキャプテンに止められた時辛かったんかなあ。足だけじゃダメなの?自分じゃ鳴子君や今泉君に追いつけないの?っていう焦りがあったのかなあ。ああーー坂道くん愛おしい。
【つぶやき】
★初めて坂道が自転車部の集団走行に当たった時に鳴子君と再会するところ。鳴子君の姿より先に自転車の音が来るのも好き。そういう丁寧なところ好き〜
★王道の演出をきっちり丁寧に描ききってるのが本当に気持ちいい。鳴子君と夕日の走行も、あのシーンの描き方自体はめちゃくちゃ王道だけど、その王道をど直球にあの場面でがっつり丁寧に入れたところに意味が見えて泣ける。
★王道の演出がなぜ王道かって、良い!と思う人の多い素晴らしい演出だからだよ。大事なのはそれをどこに何のために入れるか、の選択だと思うからこういうの来ると高まる(勝手に)
■集う!総北高校自転車部一年生トリオ
金城先輩のドアップから始まる自転車部のシーン。
ここで、遅れて鳴子君。そして小野田君が来るんですが自転車部に集っていく仲間たちに、もう青春大好きお化けのような私はずっと胸を打たれていました。ここから始まるんだな、って。気分はもう私も総北高校自転車競技部に所属してます。
キャプテン、私の名前も読んでくださいおなしゃす!!
そして二度目のレース。
一年生のウエルカムレースですね。
ここのレースも大好き!というか、日常のパートよりも圧倒的にレースシーンに重みを置いてくれているおかげでダレずにずっとハラハラわくわくして見ていられる。楽しい。弱虫ペダルめっちゃ楽しい!!
ツイッター上映会の日、初見で原作もキャストさんもほぼ知らない友達Nを引っ張って連れて行ったんですが、その友達Nがこのウエルカムレースで坂道君がキャプテンに走るのを止められるのを経て「なんでよ!走らせてやれよお!かわいそうだろ!」って素直に受け取って嘆いていたのが最高にかわいかったです。私の友達も最高だわ。
ちなみに友達Nは「いや、追い上げてくる時のれんれん、っていうか坂道君まじホラー」と真顔でした。うん。わかる。まじホラー(だがそれでいい、それがいい!)
演出の仕方、マジでホラーですよね。すき。
実際、自分のロードバイクを手にした坂道君めちゃ早いです。むちゃくちゃペダル回す廉君見るたびにいろんな思いが駆け巡ってぐっとくるのはもうご愛敬。
自転車を、自分と仲間をつなぐ道具があるって、そう言って走る坂道君にまた胸が熱くなるんですよね。さっきも言ったんですけど、そもそも坂道君にとっての自転車はいつだって大好きな場所に自分を運んでくれるもの。今は、やっとできた仲間である今泉君と鳴子君のところに、自分が早く走れば、ペダルを回せば、そこにたどり着ける、繋がっていられるってい象徴のようなものでもあったのかな。
このあたりでもう、私はすでに「いっけえええ小野田ぁあああああ!」モード入ります(^^
一年生レースで山頂取ってぶっ倒れた小野田君に、寒咲パパが楽しかったか?って聞くところもいつも泣いちゃう。
男の子が、もしかしたらこれから人生かけて向き合うかもしれない輝きにはっきりと出会った瞬間に大人がかける言葉が『楽しかったか?』なのあまりに最高すぎるベストアンサー。何度見ても泣いてしまいます。
「才能があるな」とか「向いてるんじゃないか」とか「すごかったな」とか、そう言うんじゃないんですよね。ただただ「楽しかったか」って聞いてくれるんです。これでいい、これで良いはずなんです。小野田君が楽しかったか。あの激戦のロードレースをやってみて、彼自身が楽しかったのかどうか。きっと本当は、子供たちの青春に必要なのは、それだけでいいんですよね。
【つぶやき】
★みんな総じてただただ自転車が好き!!なの本当に気持ちいいーー!!そもそも小野田君に取っての自転車は最初から自分と自分の好きなものを繋いでくれるステキな乗り物だものねえ号泣
そして、チーム総北はインハイに向けて強化合宿へと進んでいきます。合宿のところは、とっても好き。鳴子君と田所先輩の勢いヤバめのオラオラ練習や、今泉君にリミッターがかかっているところが課題のエース組。そして山を良く巻島先輩と坂道君。
この時、「今は自転車に乗れ」と、そうアドバイスする巻島先輩大好きだなあ。この人もきっと、本当に自転車が大好きだ。
そして、山は大変だって分かっているのに「でも、楽しいです」ってキラキラしながら答えられる坂道君に号泣でした。たのしいか、そっか。楽しいか。頭の中に浮かぶのは寒咲パパの「楽しかったか?」でした。
あと、銭湯のわちゃわちゃシーンも楽しかったです!
からの、今泉君と小野田君の対話も素敵でした。
そう言えば、この対話の後の「銭湯行くぞ」「もう入りました」「行くんだよ!」「嫌です!」のやりとりはアドリブかな?先輩後輩くらいのかわいらしさで見ててニヤニヤしてしまった……w
■怒涛のインターハイ予選
そして、物語は終盤に進みます。
インターハイ予選。初めての公式レースにおびえる小野田君……(そりゃビビる……w)
ここで、金城先輩が小野田に頑張らなくていい、ってし始めた時に徐々に部員が集まってきてみんなで先輩の話を聞きながらそうだそうだ、と言わんばかりに士気が上がっていくのも最高なんだよなあ〜!先輩の言う『総北の走り』がしっかり部員全体に共有されてるみたいでうおおお!青春!!!ってなりました!
竜星涼くんは特撮時代から割と好きでちょこちょこ応援しながら見てたからこうした形でまた出会えて嬉しかったな。やっぱりかっこいいよお。
レース中ですが、そうだ、こい、小野田。お前の居場所はここにある。でいつも、キャキャキャ、キャプテーーーーン!!!!ってなる号泣
ここから、またしても私の大大大好きなシーンが来ます。
インハイ予選冒頭の海と橋とレースの様子の壮大な映像にストリングスの音楽を引っ掛けてくるところ画全体が最高に出来上がってて美しくて死ぬほど好き〜!!!!
確かに最後は今泉君が決めるけど、でもこれは仲間を振り切って走り出していったフドウと、坂道を最後の最後まで信じて前を走らせた今泉の力を温存できた体力差が勝負を決めたのかと思うと、巻きもどれば落車した小野田を待つと決めて、今泉と二人で行かせたチーム全体の信頼感であり、さらには最初の50キロを今泉にローテさせずに鳴子が走り切ったからであり……、と思うと胸が熱くなるぜ!
インターハイっ、取ってくれ!!
ラストレースは興奮しすぎてるので、視聴直後の興奮した感想そのまんまでお届けいたします…・・・。
【つぶやき】
★落車した後の小野田君が100人抜き目指して駆け上がる時、ヒメヒメぺったんこ歌う時の最高に化け物が来たぞの空気も大大大好き。あそこと、冒頭レースの今泉の追い上げの曲が被ってる(た、たぶん?)のも最高。坂道が化け物に見えるとテンション爆上がりで小躍りしちゃう!!!
★落車後の小野田君がひめひめを歌いながら猛追してくる場面、ここの小野田くんのクレイジーさ本当に好きなんだよなあ。追い上げてくる時の演出大体本気ホラーで、もう最高。主人公はこうでないと!!!!
★やっぱりふっと思い出した時にらあぶ、らあぶ、らあぶ、ひめ、って歌いながら追い上げてくる小野田君怖すぎて大好きが溢れるんだけどあそこの演出最高に満点。
主人公の追い上げ登場にあそこまでモブが怯えてる描写にしたのあっぱれすぎる大好きよ~!!
主人公がチートであればあるほどテンション上がっちゃう。
★弱虫ペダルはさあ、仲間とつながっていたい、自転車が好き、走るのが楽しい。レースに勝つ!勝つ!勝つ!!全員で勝つ!!っていうシンプルでポジティブな感情で基本構成されてるから見てて本当にストレスが溜まらなくて最高なんだよなあ。
妙に先輩に楯突く下りとか、生意気な後輩め、みたいに先輩止めることがないのも凄く安心…そういうくだりがあってももちろんしっかり消化されて素晴らしいお話もたくさんあるけどね!この映画は、無かったところも私は好きな点だなって。
★やっぱり私はラストをエース対決にさせるの大好きなんだなあ。エース同士の力が拮抗した時、勝利をもぎ取れるかどうかは、仲間の馬力にかかってる。当たり前だけど…今泉は最後まで小野田を信じたから、最後の一押しの力が残ってたんだよねえ……そしてチームが小野田を信じたから、間に合った……
★敵のクライマーとエースを小野田今泉コンビが捉えた時の、クライマーのアサヒ君がガチ怯えしてるのもめっちゃ好き。ここ、今泉が最初のレースで坂道君追い上げた時と同じ曲なのもたまらん。なんだかんだで主人公組が王者サイドではたから見れば化け物なのさいこーーーです!!
★今回の映画の中の今泉は、たぶん天才なんだけどその天才の彼には仲間という重みがないと勝利を掴むエースにはなれない、って所大好き。そうだな、だって「エース」もまたチームの中の役割だもんな。仲間全員の力を借りて、背負って、勝つことがエースの役割…今泉ぃ!
★そんな今泉を、勝負所まで届けることが役割だった小野田。二人を出させるために、囮のようにその場にとどまった巻島さんとキャプテン。
★そもそも最初の50キロ。チームの為に死ぬ気でローテせずに漕いだ鳴子がいたから、小野田と今泉は体力温存出来てるんだよなあ……うっ、チーム総北うおおおお!(熱い気持ちで拳を振り上げる)
★最初の50キロ、今泉は「ローテしますか?」って聞いてるもんな。鳴子がへばってたら、ここで今泉は一度体力使ってたわけで、それなら最後の一押しは出来なかったかもとか考える。
★あれは間違いなくチーム総北全員で勝ち取った勝利なんだよなあ、、と思っていつもラストの円陣で死ぬほど泣く
★こうして語る私の感じたこの映画の良さは結局は主人公である小野田君が小野田君であったからこそ成立したものなんだよなあとぼんやりと思い、サラサラとエンドロールを見てまた泣くなどしてきた
★シーンと音楽のチョイスのセンスがめっちゃくちゃ好きに合うからほんと最高だよぉ〜号泣ってなるシーン多すぎてそういう場面場面を見たくて何度も劇場行っちゃう。
■最後に
長々と、自分の気持ちを書いていたら長くなってしまいました。
感想と言うよりは、記録です。自分の興奮を書き留めておきたかった。
私は、とにかく本当にこの映画が大好きです。
ウイルスの影響で色々なことが難しくなっていたこのご時世に、こんなにも素敵な作品を作ってくれてありがとう。
見ていてハラハラするシーンもたくさんありました。
きっと危険と隣り合わせの中で、体力もギリギリの中全力で撮影に挑んでくれたんだと思います。
だから、レース後の彼らは本当に本当に美しかった。
三つのレース全てに言えました。走りぬいた彼らの美しさに何度も息を飲みました。削った命が見えました。作品を作ることへの本気と熱意と愛情が見えました。
でも、感想はそれこそ一言でいいのかも。
「楽しかった」
ただただ、楽しかった!!!!気持ちのいい作品だった!
公開初日まで、様々な企画を立ててくださった公式twitterさんにも感謝です。
色んな企画に参加して、楽しんで、いつのまにか自分もチーム弱虫ペダルの一員に慣れたような気持ちになれました。
マネージャー気分!すっごい熱い夏を過ごすことができました。
なんだか、私自身も少し青春を過ごすことができたような気持ちです。
もう一度、青春をくれてありがとう!
これからも応援しています!
素敵な時間をありがとうございました!!!
また、このチーム弱虫ペダルで別作品へのチャレンジなんかもあるならとても興味深いなと思いました。チーム全体の作品に向き合う熱量がすごかった。また出会いたいと、心から思いました。
はああっ、今日も元気に冷静ではないッ
冷静でないので、私はもう一回劇場行ってきます( ;∀;)