冷静では無い。

繰り返す。ここはひたすら推しを盲目的に崇拝する妄想の掃き溜め地である。冷静では無い。

【実写映画弱虫ペダル感想①】青春の熱さで人間は泣けちゃうって話

■青春って、いいよね

私は青春が好きだ。

自分自身が過ごしてきた青春も愛しているし、今の時代を生きている少年や少女たちの青春に触れた時もすーーーぐに泣いてしまう。

「今」に必死に向き合って、全力で生きるその一瞬が儚くて美しいと思うからだ。

青春の形は一つに決まってなくていい。部活に打ち込むのも、バイトに取り組むのも、友達とのおしゃべりでも勉強に一生懸命になるのも、漫画を読むのもゲームをするのも、一人でも二人でもみんなでも。家族でも友達でも親友でも、心の中の自分自身と一緒にでも。なんでもいい。

その瞬間にしかできない、形にしておいておくことのできないきらめきのようなものに触れた時、なんというかあっという間にだばだばっと涙があふれてしまったりする。

 

なんで?と尋ねられても、心に刺さるから、としか答えられない感情だ。

とにかく、私は青春が大好きだ。

ふと思えば、私がアイドルという職業の彼らの活動に惹かれて泣いたり笑ったり心が大忙しになるのは彼らが常に全力で青春を生きているような気がするからだろうか。

 

なーーんて形で書き出してみたんですけど、やっぱり向いてないのでいつもの調子で行きますね!

 

こんにちは、こんばんは、おはようございます。

本日も元気に冷静ではないエスケです。

 

コロナ渦でつらい思い、せつない思い、いろんなことが変わって起きたこの世の中でここ最近せっせと何をしていたかといいますと。

 

ハイ!永瀬廉さん主演の実写版 映画弱虫ペダルに通っておりました。

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弱虫ペダルの映画館看板

感想の結論はもう、タイトルの通りです。

泣きました。ダバダバに泣きました。

初日に力んで映画館に行った日。久しぶりの仕事以外の外出に、それなりに気合を入れて化粧した分が全部きれいに剥がれ落ちるくらい泣いてて自分でもドン引きました。

いや、いい大人が映画館で一人で青春映画見て泣くとか……、と思ったけど周り見たら結構泣いてた。わかる、わかるよ、握手しよう。って、そういう気持ちでした。

以前「【DREAM BOYSー2019ー】私が愛と未来を視認した日【ネタバレ感想】 」こちらで、岸君と神宮寺君の舞台に関する記事を書かせていただきました。

この時に感じた胸の熱さに近いものを映画を始めてみた日に感じることができたんですが、今思えばこの胸の熱さは誰かが命を削った輝きを見た時の熱さなのかもなあと思いました。

役者たちの命がけの熱量がスクリーン越しに伝わってくる。それは、撮影に関わるスタッフ全員がカメラマンも編集マンも他の皆さんも含めた全ての人が同じだけの熱量と気合で制作に挑んだからなのかなと。

そうでなければ、きっとこの「熱」をスクリーンの向こうにまでは届けられなかっただろうなと。そんなことを思ってまた泣く(すぐ泣く)

撮影も、編集も、何もかもがある意味普段通りにはいかず過酷さに拍車をかけたかもしれないこの時期に、こんなに気持ちのいい作品を届けてくれたことが嬉しいです。

 

 

とりあえず、見終わったときの新鮮な気持ち。

その瞬間のつぶやき、まとめて保管しておこうと思います。

 

■呟き感想

 

見終わった直後の感想呟き

★後半戦、正気か?!ってくらい、泣いてしまっていやー恥ずかしいわとか思ってたら音静かになったら周り結構な人がズビズビ泣いてて青春で流す涙最高かよ、ってちょっと目頭おさえたよね……

 

★前半を丁寧に書いているからこそ、後半戦、レースのところで嘘でしょ!?ってくらい泣いてしまった。リアルにハンカチ握りしめて涙こらえててふと見るとお近くの人も結構な頻度でうるっときてて、青春で流す涙の気持ちよさを久々に思い出した。最高だった!!

 

★本当に好きな映画になった。人気漫画のシナリオ力の高さに撃ち抜かれた。メイン3人それぞれの葛藤も丁寧に描かれてるから後半でドキドキしすぎて、鳴子君で泣いて小野田君で泣いて今泉君で泣いて最後誰かとハイタッチしたくて仕方なくなった(出来ないけど笑

 

★2回目見たけどやっぱり泣いてしまった。全員でエースを飛ばす、っていうのがそもそも好きだからすぐ泣いちゃう。

あと、いまいまいま、今泉ーーー!!!!って気持ちを思い出させてくれたこと本当にありがとう(!?!?!?)中だるみを感じることが少なかったのもいい。凄く見やすい。

(初日、感動しすぎて二回見ました 笑)

 

★実写映画である必要性、っていう意味では個人的にはレースシーンで正解叩き出してたと思う。絵がむちゃくちゃ良かった。

 

★あーーー、楽しかったなあ!!!!

結局は心揺さぶられるかどうかやん!!!!と思って見に言ったらゴリゴリ揺さぶられて帰ってこれてハッピー!個人的にめっちゃ好きな演出シーンがあるからそこを見たくて通いたくなる。あーー楽しかったーーー!!!!(ハイテンション)

 

一回目の舞台挨拶ライビュを母と見に行ってのつぶやき

 ★原作も何も全然知らない母親が弱虫ペダル大絶賛してて嬉しい。ストーリーの分かりやすさはやっぱり大きいなあ。原作への寄り添いとリスペクトも頑張った上で、初見の人がわかりやすくて爽快感を感じられる作品に仕上がったの本当に拍手拍手!

個人的には音楽と引きの絵の時の景色の美しさが本当に素晴らしい。映画館で見る価値がしっかり凝縮されてるし、この二つの芸術が心を揺さぶる要素の一部を担っているのは確かだと思う。映画館で見たほうがいいよ!って言いたいし、映画館で見れなくなる日が寂しくてしゃーないもの〜!!個人的感想ね!

さらに個人的な好みで言うなら環境音のバランスが好きすぎた。周りの話し声、騒めきのなか小野田くんの鞄のキーホルダーが擦れる音や靴音、そうそう!!この音聞きたい!!みたいなのドンピシャでめちゃくちゃ気持ちいい……

 

三回目見に行った時のつぶやき感想

★素敵な要素はたくさんたくさんあったけど、でもやっぱり評価してもらっている部分の大きなところに役者の皆様が必死に走った、死に物狂いでリアルを目指した所が大きいんだと思うとほんとこの座組である必要があったし、実写映画の小野田坂道は永瀬廉でなければならなかったと思うと涙腺緩む。

そもそも自ジャンルの二次元でも実写化する時の改変大賛成のオタクなんですけど、それは二次元を三次元にわざわざ持ってくる意味を欲するタイプだからであって、実写でしか表現できない何かを作るためにやってくれという気持ちが強くて。ただ原作をなぞってそれを人間がやるだけならアニメでいいでしょ。原作こそが至高なわけで。それでも実写でやるからには差別化は必要と思った時に弱虫ペダルはどこまでもリアルに落とし込むことにその意味を見出せるし、そのリアルの追求が役者陣の本気の走りにあるって言うのが大事だと思うとほんと。映画見てから興奮しっぱなしなんだ。

まさに、本気で走らせて本気の極限をカメラに収めることは生きている人間が役を演じることでしか生まれない実写映画でしかできない事だと思うと大正解すぎる。アニメでも舞台でも出来ないことだから、実写映画でしか出来ないことだからっていう一つの正解を見られた気がして一言で言うなら超気持ちいい

 

★命がけで本気で走った役者も凄いし、役者が削った命を映像に収めて見ている人間に届けるには、撮った人間、編集した人間も同じだけ命を削らないと簡単に現場の熱は死んでしまうと思うから、本当に素敵なチームだったんだねえ、などと思ってしまう。はーー、おかわりおかわり。

 

もう何回目か分かんないくらい見に行きまくった後のつぶやき

★涙腺ゆるゆるオタクだから劇場で何回見ても泣いちゃうし、お家でふと映画のワンシーンが頭の中で思い浮かんでそれでまた泣いちゃうようなそんな生活をここ数日送っているでごわす

 

★もともと青春に弱いたちだからもうグッサグサ心に刺さりまくりなんだよー!悲しみじゃない、スクリーンの中の皆の熱さに充てられて涙が流せる快感に酔いしれたくて何度も見たくなっちゃう。

 

弱虫ペダルはさあ、仲間とつながっていたい、自転車が好き、走るのが楽しい。レースに勝つ!勝つ!勝つ!!全員で勝つ!!っていうシンプルでポジティブな感情で基本構成されてるから見てて本当にストレスが溜まらなくて最高なんだよなあ。

 

★妙に先輩に楯突く下りとか、生意気な後輩め、みたいに先輩止めることがないのも凄く安心…そういうくだりがあってももちろんしっかり消化されて素晴らしいお話もたくさんあるけどね!この映画は、無かったところも私は好きな点だなって。

 

 

■廉くん、ありがとう。映画館に行けたのは、君のおかげ!

泣いちゃった、泣いちゃった、と繰り返しているんですけど別に、切ないシナリオになっていたとか、必要以上の悲しみを乗り越えていくストーリーだったとかそんなんじゃないんです。

ただただ、そこにあったのは熱くて真っすぐな青春の物語でした。

自転車が好き。みんなで走るって楽しい。みんなで、勝つ。

さわやかで熱くて真っすぐで不純物が入っていない透明な「青春」。

その純粋さに触れて何度見てもダバダバ泣いちゃう。

びっくりした。切なくも悲しくもない物語を見て出てくる涙ってこんなに気持ちいい

 

私は気に入った作品は結構何度も映画館に通って見に行ってしまうタイプの人間なのですが、その時にポイントになっているのは「もう一度見たいと思える場面がいくつあるか(ワンシーンの絵を見ただけでアガる瞬間)」なんですけど、この映画はそれがとても多い。

最初の今泉君と小野田君のレースの時の、今泉君のスタートシーン、小野田君に今泉君が追いついた瞬間のその顔。小野田君が一年生レースであのジャージを受け取った時の顔。出発シーン、レースの熱の入った選手たちの叫ぶシーン、ゴールの場面、あそこもここもそこも……、ああ、また見たくなってきた!

 

実写版 弱虫ペダル というこの映画。

私は、見るたびに心地の良い疲労感と爽快感を手に入れて、見るたびに彼らの青春をお裾分けさせてもらっている気持ちになります。

 

もうちょっとで上映終わっちゃうの辛い。いつまでも映画館で見ていたいーーーー!!!

レースの迫力、音楽の美しさ、景色の雄大さ。ストーリーや役者の皆様の熱演はもちろん、この作品自体を映画館で見てもらえるときっととても楽しい。

個人的には環境音のバランスがめちゃくちゃ好き。映画館でこその味わいがあるなと。

 

 

 

永瀬廉くーーーーーん!!!ありがとう!!君のおかげで出会えたのだっ、私の大好きな作品がまた一つ増えましたーーーーー!!!!!

 

まったく書ききれなかったので、次回はネタバレマックスで内容に触れつつ感想書かせていただきたいと思います。

それから、原作とアニメもこれから読んで見てきます!!うひょーーっ、楽しみ!!

とにかく、この映画を見て触れたこの自分の熱量を記録しておきたかった……