冷静では無い。

繰り返す。ここはひたすら推しを盲目的に崇拝する妄想の掃き溜め地である。冷静では無い。

光一君が表紙のアクトガイド読んでみた話し

アクトガイド備忘録

2019年の3月28日ごろにツイッターでうにゃうにゃ言っていた奴を備忘録の為にこちらにも収納。

いや、とにかく発売前から発表されたKinKi Kids堂本光一君の表紙写真の芸術性にノックダウンされて散々「神じゃ、神の読みものじゃ……」って呟きまくっていました。

EndlessSHOCKの写真って、本当に芸術的で美しいなあって思うこと多いけどこの表紙はなんかもう素晴らし過ぎました。後、裏表紙の光一君も最高オブ最高です。中身もすごい。はあ、900円で手に入る美術館みすごい。ありがとうどこかに住んでいる企画を通してくれた神……すき……

ていうか、ほんとマジで神の読みものだったし写真という写真が最高だったのでまだ手に入れてない人はぜひ見てみてね!!!光一君だけじゃなくてまじで写真の全部が最高だったので推しが乗ってる人は絶対買って間違いないよ!!!!

 


act guide(2019 Season1) 舞台総合専門誌 Endless SHOCK/春の国内外注目作特集 (TOKYO NEWS MOOK)

 

アクトガイド読んでSHOCKの二幕後半「危険なリボンフライングをなぜやるのか」について考えてみたり、本誌の芳雄君と光一さんの対談に思いを馳せてみたり。(内容に触れています)

私個人の感想をつらつらと(笑) 
※SHOCKのことを考えるにあたり、「死」という言葉を多用しています。ご注意ください。 



アクトガイドの光一さんと芳雄さんのインタ読んで永遠に好き〜☭(;´༎ຶД༎ຶ`)☭ってとりあえず泣きました。

『命綱無しで布一つで飛ぶ危険なリボンフライングをコウイチは何故やるのか(意訳)』に対して『いつ消えてもおかしくない存在だからこそ挑めること』としてるの胸がぎゅーっとなるんですよね。 

コウイチは常に、今できる最高のショーを。と考えてステージに挑んできた男なら確かに「いつ消えてもおかしくない」っていう現状を受け止めたなら、そういう存在だからこそできるステージを、って考えるよねって。その表現の一つがリボンフライングであるとするならあの演目(あれだけじゃなくてラストステージ全てかなあ)、本当に重たくて難しいものだと思いました……

 
SHOCKのお家芸のようになっているフライング。でも、何百回飛んでも、そこに「慣れ」が見えちゃならないし「次」が見えてもいけないんだよね。ラスト、すべてがラスト。常にこれが最後でなければ役に負ける。あまりに嘘っぽくなる。 



あの危険だけど鳥肌が立つほど美しい演目は『死を目の前にした存在』を表現する演目で、二幕の後半のほとんどは『死すら恐れない一人の男の気迫が生んだショー』でなければならないわけで、改めて演者が役に気迫負けしたら成り立たない物語だな、と。

 
コウイチは名前のように光一君へのあて書きだから彼以外が演じるなら全く違うキャラクターにしなくちゃね、っていうのはあるけどあの役の難しさはそれ以上に『これがラストステージである』っていう気迫を演者が常に持ってなくちゃいけない。『明日もある』って考えてしまった瞬間に全て嘘になる。 

どんな作品にももちろん起こりえることで、すべての役者さんが必死に向き合ってらっしゃる点だろうなとは思うけどその中でもSHOCKはストーリーや演出上「役に負ける」、って事が非常に起きやすいのかなって。

歌もダンスもお芝居も楽しいけど、SHOCKがなにより一番にすさまじいのは死に寄り添ったあの気迫なのかもしれない。

ファンタジーなのにやけにリアルなのは光一君が毎回本当に死ぬ(あえて「死ぬほどの気持ちで」とは書きたくないほど強烈な気が迫ってくる)からなんだなあ…… 

二幕後半のほとんどを占めるラストステージは、劇中劇だからほとんど本筋のお芝居はしないけど、そこに『コウイチの死』が前提とされた演者達の尋常じゃない気迫と緊張感がビッリビリ伝わってくるから見てる方も力が入るし物語を感じました。ラダーフライングの時の会場全体のピリつきとか。

 
もちろん、そこに『死』を感じるリアルがあるのはフライングするコウイチを必死に目で追う視線だったり、そこに切なさをにじませたり、逆に振り返らず前しか見なかったり。そういう演者さん達の細かい演技があるからこそだとも言えるので、本当にカンパニー全員が「その瞬間を生きて居るな」と思える。すごい。すごすぎる。みんなみんなすごい。 

アクトガイドの対談で芳雄君が言ってた「SHOCKは感じて味わう部分がてんこもり」って言葉。そこだけ切り取らずに、ぜひ全文読んでほしいけど私はその「感じる」って意味に、この「死」を見据えた気迫のようなもののことも含まれているのかな。と勝手に思って見たり。

 
『コウイチ』の命そのものが降り注ぐような二幕後半、その終盤が夜の海っていう静かな凪いだような場面であることで私はいつも我慢できなくて泣いてしまいます。 

彼らが常に一公演、一公演を<生きて>いるのだとしたら、きっとこの舞台を見に行く私も見に行くたびに「このカンパニーを愛するあの世界の観覧者」になれているんだと思いました。

この世界の光一君のファンである私とは違う、あの世界のコウイチの、カンパニーのファンである私になっては、興奮して笑って萌えてそんで落ち込んで泣いて「私もがんばる!」って思えています。

 
そんな気がするのでそんな訳で大阪も必死こいてチケットとりまする……。 

また、アクトガイド記事の内容より。 
ぜひ!!!!ぜひ!!!!「ヨシオ」君が私も見たい 笑 
でも、ヨシオとコウイチがライバルのSHOCKってどうなるんだろう。新感覚過ぎて本当にいつか見てみたいです 笑 

うーーん。大好きな舞台だなあ、やっぱり! 
帝国劇場千秋楽まであと少し。怪我無く、安全に楽しく!頑張ってください……!! 

光一さんが対談で言っていた観客も狂気めいていると感じるくらいでないと、あの物語は成立しない。も物凄く好きで、奥深いなと勝手に思っています。作り手側がそう考えて作っているという事が。ひえええ、あと10000回くらい見に行きたいぞ。SHOCK!!!!!!